Angular2 基本練習

Angular-cliのngコマンドの説明

投稿日:2017年3月8日 更新日:

angular-cliのngコマンドについて説明したいと思います。

コマンド 説明
ng new アプリ(プロジェクト)の雛型を作成します。
ng serve プロジェクトをビルドして、開発用のWEBサーバの起動します。アプリの開発、デバッグ、テストを行います。
ng build 製品版のビルド。JavaScriptなどのファイルをひとまとめにします。
ng generate component コンポーネントの雛形を作成します。
ng test テスト機能を実現します。
ng help ヘルプを表示します。
ng version バージョンを表示します。

 

 

1.ng newコマンド

アプリ(プロジェクト)の雛型を作成します。

ng new [プロジェクト名]で実行します。実行ディレクトの配下にプロジェクト名のフォルダが作成され、その中に雛型ファイルが作成されます。

sample1フォルダが作成され、プロジェクトの雛型ファイルが作成されます。

 

2.ng serveコマンド

プロジェクトをビルドして、開発用のWEBサーバの起動します。「http://localhost:4200」にアクセスして、アプリの開発、デバッグ、テストを行います。

 

3.ng buildコマンド

製品版のビルドを実行します。JavaScriptなどのファイルをひとまとめにします。ビルド結果は、distディレクトリに出力されます。

オプション 説明
--prod 製品版のビルドを指示します。
--bh distディレクトリ中に作成されるindex.htmlのbaseタグのhref属性値を設定します。

実行例(ホスト名/ng2test/sample1でアプリが実行される場合)

デプロイの方法は、「Angular2のプロジェクト作成からデプロイまで」を参考にして下さい。

 

4.ng generate componentコマンド

ng generate component [コンポーネント名] の実行で、コンポーネントの雛型を作成します。

 

5.ng testコマンド

テスト機能を実現します。

 

6.ng helpコマンド

ヘルプを表示します。

7.ng versionコマンド

バージョンを表示します。

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-Angular2, 基本練習

執筆者:

関連記事

TypeScriptとSystemJSを使ったWEBフロントエンド開発

当セクションでは前回の『SystemJSを使ったWEBフロントエンド開発』をもとに具体的なプロジェクトを作成して、モジュール管理ツールとしてのSystemJSの機能を把握したいと思います。以前に紹介し ...

当サイトの環境環境

当サイトの投稿記事の開発環境は以下のように構成されています。 ・OS:Windows7(x64) ・WEBサーバ:IIS(Internet Information Service) ・Node.js ...

SystemJSを使ったWEBフロントエンド開発

当セクションはSystemJSを使ったWEBフロントエンド開発について説明します。JavaScriptをロードするための最も基本的な方法はscriptタグで実現することですが、SPAを構築するフロント ...

Webpackを使ったWEBフロントエンド開発

Webpackとはビルドツールの1つであり、モジュール管理ツールとしての側面も持っています。フロントエンドのビルドツールとしては、他にGulpとGruntなどがありますが、それらの仲間といった感じだと ...

Angular2のデータバインディングについて

当セクションではAngular2のデータバインディングについて確認してみたいと思います。データバインディングとは、コンポーネント(ロジック部)とテンプレート(WEBコンテンツ/HTML部)との間でデー ...